投資を始めようと思ったとき、多くの人が最初にぶつかる壁があります。それは「ポートフォリオって複雑で難しそう…💦」という問題です。

株式、債券、金、REITとか、いろんなものを組み合わせないといけないの?」
雑誌やネットで「理想的なポートフォリオ」を調べると、株式60%、債券20%、金10%、REIT10%みたいな複雑な組み合わせを推奨する記事ばかりが出てきますよね😅
実際、私も投資を始めた2018年頃は「完璧なポートフォリオ」を作ろうと必死になってました。

僕も最初、色んな投資商品を組み合わせようとして混乱したなあ
でも実際にやってみると、複雑すぎて何がなんだか分からなくなっちゃうんですよ💦
そこで今日お話ししたいのが「シンプルポートフォリオ」という考え方なんです✨
これは「株式と現金のみ」でポートフォリオを構成する方法で、投資初心者の方には本当におすすめなんです!

えっ、それだけでいいの?
その「物足りなさ」こそが、実は投資成功の秘訣だったりするんです😊
複雑な投資商品を組み合わせるより、シンプルな構成の方が実は理にかなってるんですよ。
特に「eMAXIS Slim S&P500は知ってるけど買ったことない」くらいのレベルの方には、絶対にシンプルポートフォリオから始めてもらいたいんです!
今日は私が実際に気をつけているシンプルポートフォリオについて、メリットもデメリットも正直にお話ししますね。最初に結論をお伝えしてから、詳しく解説していきましょう!🎉
忙しい人向け!シンプルポートフォリオの結論
忙しい方のために、先に結論をお伝えします✨
シンプルポートフォリオとは:
- 株式(eMAXIS Slim S&P500)と現金のみの2資産構成
- 複雑な投資商品の組み合わせは一切なし
- 世界の出来事に対する影響が分かりやすい
なぜこれが初心者に最適なのか
投資で最も重要なのは「続けること」です。複雑なポートフォリオは理解が困難で、感情的な判断ミスを引き起こしやすくなります💦
例えば2020年のコロナショック時、複雑なポートフォリオを持っていた人は「株は下がったけど金は上がって、債券はバラバラで、REITも下がって…結局どうしたらいいの?😅」という状況に陥りました。
一方、シンプルポートフォリオなら「株が下がった。現金で買い増しするか、様子を見るか」の2択だけ。判断が圧倒的にシンプルなんです!
- eMAXIS Slim S&P500(つみたてNISA)
- 現金(楽天銀行 or 住信SBIネット銀行)
- 15年以上の長期保有前提

本当にこれだけで大丈夫なの?
はい、大丈夫です😊 むしろ複雑にしない方が成功確率は高いんですよ。
投資は退屈な方が成功しやすい – これが私の投資哲学です。新しい商品に目移りせず、コツコツと積み立てを続けることが、結果的に最も利益を生み出します✨
もちろんデメリットもあります。正直に言うと「つまらない」んです💦 でも、この「つまらなさ」こそが投資成功の秘訣だったりするんですよね。
詳しい理由とメリット・デメリットを、これから丁寧に解説していきますね!🎉
基本情報編:シンプルポートフォリオって何?
ポートフォリオの基本概念
ポートフォリオとは何か?

そもそもポートフォリオって何?
ポートフォリオという言葉、実は元々「書類入れ」という意味なんです😊 投資の世界では「自分が持っている資産の組み合わせ」を指します。
例えば、あなたが以下のような資産を持っているとしましょう:
- 普通預金:50万円
- 定期預金:100万円
- 株式投資信託:30万円
- 個別株:20万円
これら全体を合わせたものが「あなたのポートフォリオ」です✨
分散投資という考え方の基本は「卵を一つのかごに盛るな」ということ。一つの資産だけに集中投資すると、その資産が大きく下落した時に大損してしまうリスクがあります💦
そのため、値動きの異なる複数の資産に分けて投資することで、リスクを分散させようというのが従来の考え方でした。
家計のバランスシート(BSベース)で考えるポートフォリオ

BSベースって何?難しそう…
BSとは「バランスシート」の略で、簡単に言うと「家計の資産と負債の一覧表」のことです😊
家計のバランスシートの構成:
【資産の部】
- 現金・預金(普通預金、定期預金、外貨預金など)
- 有価証券(株式、債券、投資信託など)
- 不動産(自宅、投資用不動産など)
- 保険(学資保険、終身保険の解約返戻金など)
- その他(車、貴金属、美術品など)
【負債の部】
- 住宅ローン
- 自動車ローン
- クレジットカードの残高
- 奨学金
【純資産】 = 資産の部 – 負債の部

なるほど、家計全体で考えるってことか
その通りです!多くの投資初心者が犯す間違いは「投資部分だけ」を考えてしまうことなんです💦
例えば、以下のような人がいたとします:
- 現金・預金:500万円
- 投資信託:100万円
- 住宅ローン:2000万円
この人が「投資信託の100万円を株式50万円、債券30万円、金20万円に分散しよう」と考えるのは、実は視野が狭いんです😅
家計全体で見ると、この人の純資産は「600万円 – 2000万円 = -1400万円」です。つまり債務超過状態!
こういう状況なら、複雑な投資よりもまず住宅ローンの繰上返済を検討したり、現金比率を高めに保ったりする方が合理的かもしれません。
なぜ家計全体で見る必要があるのか:
- リスク許容度の正確な把握 – 本当にリスクを取れる金額が分かる
- 最適な資産配分の決定 – 現金、投資、不動産のバランス
- ライフプランとの整合性 – 教育資金、住宅購入、老後資金との兼ね合い
これを踏まえて、シンプルポートフォリオを考えてみましょう✨
シンプルポートフォリオの定義
「株式と現金のみ」の構成とは
さて、ここからが本題です。シンプルポートフォリオとは、文字通り「株式と現金のみ」でポートフォリオを構成する方法なんです😊
具体的な構成:
- 株式部分: eMAXIS Slim S&P500(つみたてNISA活用)
- 現金部分: 普通預金(楽天銀行 or 住信SBIネット銀行)

えっ、それだけでいいの?
はい、それだけです✨ 債券も金もREITも新興国株式も一切使いません。
なぜ2資産のみなのか:
- 理解しやすさ – 値動きが把握しやすい
- 判断の単純化 – 考えることが少ない
- 感情的ミスの防止 – 複雑さが判断を鈍らせない
- メンテナンスの容易さ – リバランスが簡単
多くの投資本や雑誌では「理想的なポートフォリオは株式60%、債券20%、金10%、REIT10%」みたいな複雑な組み合わせを推奨していますが、実際にこれを運用してみると大変なんです💦
例えば、毎月の積立でこの比率を維持しようとすると:
- 月3万円積立の場合:株式1.8万円、債券6000円、金3000円、REIT3000円
- 商品選択に迷う時間
- 比率調整の手間
- 各資産の値動きを追う負担

僕も最初はこういう複雑な投資を目指してたけど、結局よく分からなくなったよ
その通りなんです😅 複雑さは投資の敵です。
具体的な構成例と選択理由
eMAXIS Slim S&P500を選ぶ理由:
- 超低コスト – 信託報酬0.09372%(年率)
- 分散効果 – 米国の優良企業500社に一度に投資
- 流動性 – いつでも売買可能
- 透明性 – 何に投資しているかが明確
- 実績 – 長期的な成長が期待できる
現金部分の役割:
- 安全資産 – 元本が保証されている
- 流動性 – 急な出費に対応可能
- 投資機会 – 株式暴落時の買い増し資金
- 心理的安定 – 投資のリスクを和らげる
ネット銀行を推奨する理由:
- 手数料が安い(ATM手数料、振込手数料など)
- 利便性が高い(24時間取引可能)
- つみたてNISAとの連携がスムーズ
実は、高金利を狙って定期預金や外貨預金に手を出すより、手数料を削減して利便性を重視する方がはるかに重要なんです💡
月1万円を年0.1%の定期預金に預けても、年間の利息はたった10円程度。それよりもATM手数料230円を1回でも節約する方が効果的ですからね😊
この「シンプルさ」こそが、投資初心者にとって最大のメリットなんです✨
比較分析編:従来のポートフォリオとの違い
一般的なポートフォリオの問題点
H4: 複雑なポートフォリオの例
多くの投資雑誌やWebサイトで推奨されている「理想的なポートフォリオ」を見てみましょう。
典型的な分散ポートフォリオの例:
- 先進国株式:40%
- 新興国株式:10%
- 先進国債券:20%
- 新興国債券:5%
- 国内債券:10%
- REIT(不動産投資信託):10%
- コモディティ(金など):5%
ピヨ🐣: 「うわあ、こんなにたくさんあると混乱する…」
そうなんです💦 一見すると「完璧な分散投資」に見えますが、実際に運用してみると様々な問題が発生します。
複雑ポートフォリオの問題点:
- 商品選択の迷い – 各カテゴリーで何十種類もの選択肢
- 比率管理の手間 – 毎月の積立で7つの比率を維持する困難さ
- コストの増大 – 多数の商品による手数料の累積
- 勉強時間の浪費 – 各資産クラスの特性を理解する負担
キー太🐵: 「僕も最初はこういうの目指してたけど、結局何がなんだか分からなくなったよ」
実際、私も2018年に投資を始めた頃は「完璧な分散投資」に憧れて、新興国債券だの先進国REITだの、色々と調べまくってました😅 でも結果的に、勉強時間ばかりかかって投資開始が遅れるという本末転倒な状況に…
コロナショック時の各資産の動き
2020年のコロナショックは、複雑なポートフォリオの問題点を浮き彫りにした出来事でした。
2020年2月~4月の各資産の動き
- 米国株式(S&P500) :約-30%(3月に急落)
- 先進国債券 :+5%~-10%(種類によってバラバラ)
- 新興国債券 :-15%~-25%(国によって大幅な差)
- 金 :一時-10%も、その後+20%
- REIT :-40%~-50%(大幅下落)
- 新興国株式 :-35%~-50%(国によって差)
複雑ポートフォリオを持っていた人の心境:
「株は下がったけど、金は最初下がって今度は上がって、債券は種類によってバラバラで、REITはすごく下がって、新興国は国によって違って…結局、全体として上がってるの?下がってるの?😰」
このような複雑な動きに対して、多くの投資家が感情的な判断をしてしまいました。
よくある失敗パターン:
- 下がった資産を恐怖で売却
- 上がった資産を調子に乗って追加購入
- 情報に振り回されて頻繁に売買
- 結果的に高値で買って安値で売る

確かに、バラバラすぎて何がなんだか分からない…
シンプルポートフォリオの分かりやすさ
コロナショック時のシンプルポートフォリオ
一方、シンプルポートフォリオ(株式と現金のみ)の場合はどうだったでしょうか?
2020年2月~4月のシンプルポートフォリオの動き:
- 株式(S&P500) :約-30%
- 現金 :変動なし
これだけです✨
シンプルポートフォリオ保有者の心境:
「株が30%下がった。さて、現金で買い増しするか、それとも様子を見るか🤔」
判断すべきことは、たったこれだけ!
対応策も明確:
- 買い増し – 割安になった株式を現金で追加購入
- ホールド – そのまま保有して回復を待つ
どちらを選んでも、感情的に大きく間違えることは少ないんです😊

これなら確かに判断しやすいね
世界の出来事への影響の分かりやすさ
シンプルポートフォリオの最大のメリットは「世界で何が起きても、影響が分かりやすい」ということです💡
具体例で比較してみましょう:
【ケース1】アメリカの金利上昇のニュース
複雑ポートフォリオの場合:
- 米国株:下落要因(企業の借入コスト増)
- 米国債券:下落要因(金利上昇で既存債券価値減)
- 金:下落要因(金利上昇でドル高、金安)
- REIT:下落要因(不動産投資の魅力減)
- 新興国:???(国によって異なる)
シンプルポートフォリオの場合:
- 株式:下落要因
- 現金:影響なし
【ケース2】中国経済の減速懸念
複雑ポートフォリオの場合:
- 先進国株:下落要因(輸出企業への影響)
- 新興国株:下落要因(特に中国関連)
- 新興国債券:???(国による)
- コモディティ:下落要因(需要減)
- 金:???(リスク回避で上昇?)
シンプルポートフォリオの場合:
- 株式:下落要因
- 現金:影響なし

なるほど、シンプルだと世界情勢の影響が一目瞭然なのね
そうなんです!このシンプルさが、投資判断の迷いを減らし、感情的なミスを防いでくれるんです✨
複雑なポートフォリオは「分散によるリスク軽減」という理論的なメリットはありますが、実際の運用では「理解の複雑さによるミス」の方が大きなリスクになってしまうんですよね💦
批判・問題提起編:シンプルポートフォリオのデメリット
正直に言うデメリット
ここまでシンプルポートフォリオの良い面ばかりをお話ししてきましたが、デメリットも正直にお伝えしなければいけません💦
「つまらない」という最大の問題

でも正直、これってつまらなくない?
その通りです😅 シンプルポートフォリオの最大のデメリットは、ズバリ「つまらない」ことです。
なぜつまらないのか:
- 新しい学習機会の減少
- 債券や金、REITの仕組みを学ぶ機会がない
- 各国の経済状況を詳しく調べる必要がない
- 投資の奥深さを味わえない
- 投資の醍醐味を感じにくい
- 「これから金が上がりそう!」みたいなワクワク感がない
- 複数資産の組み合わせを考える楽しさがない
- 投資している実感が薄い
- 話題性に欠ける
- 投資仲間との会話が盛り上がらない
- 「僕はeMAXIS Slim S&P500だけです」では面白くない
- SNSでシェアしたくなるような投資成果がない

確かに、勉強する楽しさもないのは寂しいかも…
私も実際、投資を始めた頃は「もっと色々な商品を試してみたい!」という気持ちがありました😊 新興国債券とか、コモディティETFとか、名前を聞くだけでワクワクしたものです✨
機会損失の可能性
シンプルポートフォリオには、理論的な機会損失のリスクもあります。
具体的な機会損失例:
- 金の上昇局面を逃す
- 2019年~2020年:金は約40%上昇
- インフレ懸念時:金が株式を上回るパフォーマンス
- 地政学リスク時:安全資産として金が買われる
- REITの好調期を逃す
- 低金利環境:高配当のREITが人気
- 不動産ブーム:REIT価格の大幅上昇
- 分散効果:株式と異なる値動きによるリスク軽減
- 新興国の成長を逃す
- 長期的な人口増加と経済成長
- 先進国より高い成長率の期待
- 通貨安からの回復による大幅リターン

うーん、金とかREITが好調な時期もあるもんね
そうなんです💦 特に2020年以降、金やREITが一時的に株式を上回るパフォーマンスを見せた時期もありました。
分散効果の限定
地域分散の不足:
- S&P500は米国企業のみ
- 欧州、アジア、新興国への投資機会を逃す
- 米国経済の不調時に大きく影響を受ける
資産クラス分散の不足:
- 株式と現金のみで、債券・金・不動産がない
- インフレ対応力の不足
- 異なる経済局面での柔軟性に欠ける

分散しないと本当に危険じゃないの?
この不安、とてもよく分かります😊 投資の教科書を読むと「分散投資こそ王道」と書いてありますからね。
デメリットへの反論
しかし、これらのデメリットには反論もあるんです💡
「つまらない」は実はメリット?
投資における「つまらなさ」は、実は大きなメリットでもあります😊
「退屈な投資」が成功しやすい理由:
- 感情的判断の排除
- ワクワクする投資 = 感情的になりやすい
- 退屈な投資 = 淡々と続けられる
- 投資は感情を排除した方が成功率が高い
- 頻繁な売買の防止
- つまらない → いじりたくない → 長期保有
- 面白い → 頻繁に売買 → 手数料と税金で損失
- 時間コストの削減
- 投資の勉強時間 → 本業や家族に集中
- 情報収集の時間 → より生産的な活動に
- ストレスの軽減 → 精神的な余裕

確かに、複雑だと判断に迷って失敗しそうだもんな
アメリカの投資家ウォーレン・バフェットも「投資は退屈であるべきだ」と言っています。派手で刺激的な投資ほど、実は危険なんですよね💦
S&P500による十分な分散効果
「分散が足りない」という批判に対しても、実は反論があります。
S&P500の分散効果:
- 企業数の分散 – 500社への同時投資
- 業種の分散 – 11セクターへの分散投資
- 企業規模の分散 – 大型株中心だが、中型株も含む
- グローバル企業 – 売上の多くが海外のグローバル企業多数
具体的な業種分散(2024年時点の概算):
- テクノロジー:約28%
- 金融:約13%
- ヘルスケア:約12%
- 消費者サービス:約10%
- 通信:約8%
- その他:約29%

なるほど、これだけでもかなり分散されてるのね
さらに、S&P500の構成企業の多くは多国籍企業です。Apple、Microsoft、Google、Amazon等は世界中で売上を上げているため、実質的には世界経済への投資になっているんです✨
機会損失への反論: 確かに短期的には金やREITが株式を上回ることもありますが、長期的にはどうでしょうか?
過去20年のデータを見ると、結局のところS&P500の長期リターンが最も安定して高いんです😊 「あの時REITを買っておけば…」という後悔は、「あの時宝くじを買っておけば…」と同じレベルの話なんですよね💦
重要なのは「完璧な投資」を目指すことではなく、「続けられる投資」を実践することです✨
個人的見解編:ロキの投資スタイルと判断理由
なぜシンプルポートフォリオを選ぶのか
一級建築士としての視点
私が一級建築士として学んだ「シンプル・イズ・ベスト」の原則は、投資にも深く通じるものがあります😊
建築における「シンプル設計」の利点:
- 構造の安定性 – 複雑な構造より単純な構造の方が強い
- メンテナンスの容易さ – 複雑な設備は故障しやすく修理が困難
- コストの削減 – シンプルな設計は材料費・工費を抑えられる
- 理解のしやすさ – 施主にとって分かりやすい
建築で「あれもこれも」と機能を詰め込んだ家は、一見すると魅力的に見えます。でも実際に住んでみると、設備が複雑すぎて使いこなせなかったり、メンテナンス費用がかさんだり、故障が多発したりするんです💦
投資も全く同じです✨
複雑なポートフォリオは理論上は美しく見えますが、実際の運用では「理解が困難」「管理が大変」「コストが高い」という問題が発生しがちなんです。

建築の考え方が投資にも応用できるのね
15年以上の長期投資前提

15年って長いな…
確かに長いですよね💦 でも、これには明確な理由があります。
なぜ15年以上なのか:
- 市場サイクルの包含
- 株式市場は約7~10年周期で上昇・下落を繰り返す
- 15年あれば最低でも1.5サイクルを経験できる
- 短期の変動に惑わされない期間
- 複利効果の実感
- 複利効果は時間が長いほど威力を発揮
- 15年目以降に加速度的な資産増加が期待できる
- 「時間を味方につける」投資の真髄
- 感情的判断の回避
- 短期投資では感情に左右されやすい
- 長期前提なら日々の値動きに一喜一憂しない
- 「どうせ15年持つから」という心の余裕
具体的なシミュレーション(月3万円積立の場合):
- 5年後:約200万円(元本180万円)
- 10年後:約470万円(元本360万円)
- 15年後:約800万円(元本540万円)
- 20年後:約1,230万円(元本720万円)
※年利5%で計算した概算値
15年を境に、複利効果が劇的に効いてくるのが分かりますよね✨
短期投資の問題点: 私も2018年に投資を始めた頃は「3年くらいで結果を出したい」と思っていました😅
手数料への徹底的なこだわり
eMAXIS Slim S&P500を選ぶ理由
手数料(信託報酬)への私のこだわりは、正直言って「異常」なレベルかもしれません😅
eMAXIS Slim S&P500の信託報酬:0.09372%(年率)
この数字がどれだけすごいか、具体的に計算してみましょう💡
月1万円×20年積立での手数料比較:
- eMAXIS Slim S&P500(0.09372%)
- 20年間の手数料総額:約4万円
- 一般的なアクティブファンド(1.5%)
- 20年間の手数料総額:約65万円
- 銀行窓口の投資信託(2.0%)
- 20年間の手数料総額:約85万円

えっ、こんなに違うの?
そうなんです!手数料の差は「約80万円」にもなります😱
これは「iPhone Pro」を約8台分買える金額です。手数料だけで、これだけの差が生まれるんですよ💦
なぜ手数料にこだわるのか:
- 確実なリターン – 手数料削減は100%確実な利益向上
- 複利への影響 – 手数料も複利で効いてくる
- 長期では大きな差 – 20年、30年では巨額の差になる
他の低コストファンドとの比較:
- SBI・V・S&P500:0.0938%
- 楽天・全米株式:0.162%
確かに他にも低コストファンドはありますが、eMAXIS Slim S&P500は「つみたてNISA対応」「純資産総額が大きい」「運用実績が安定」という点で総合的に優れています✨
現金部分の管理方法

現金の部分はどう管理してるの?
現金管理については、私は完全に「ネット銀行一択」です😊
推奨:楽天銀行 vs 住信SBIネット銀行
楽天銀行の利点:
- 楽天証券との連携(マネーブリッジ)
- 楽天カードとの相性
- ATM手数料優遇
- 振込手数料優遇
住信SBIネット銀行の利点:
- SBI証券との連携
- ハイブリッド預金サービス
- ATM手数料月5回まで無料
- 定額自動入金サービス

金利を狙わなくていいの?
これ、すごく重要な質問です💡
高金利狙いが無意味な理由:
現在の定期預金金利は年0.002%~0.1%程度です。月1万円を1年間預けても、利息は年間1円~10円程度😅
一方で:
- 他行ATM手数料:1回110円
- 他行振込手数料:1回220円~440円
つまり、ATM手数料を1回でも払えば、1年分の金利収入が吹き飛んでしまうんです💦
金利より重要なこと:
- 手数料の削減 – ATM・振込手数料の無料化
- 利便性の向上 – 24時間取引、スマホ完結
- 証券会社との連携 – 自動入出金、資産管理の一元化
私は「年0.1%の金利を狙うより、手数料無料で利便性の高い銀行を使う」方が、はるかに合理的だと考えています😊
実際の現金管理方法:
- 生活費3~6ヶ月分は常に現金で確保
- 余剰資金が貯まったら投資信託へ
- 株価暴落時の買い増し用資金も現金で保有
この「現金クッション」があることで、株式投資に対する心理的な安定感が生まれるんです✨
今すぐ始められる!シンプルポートフォリオの実践方法
具体的な3ステップ

理論は分かったけど、具体的にはどうすればいいの?
とても良い質問ですね😊 理論ばかり話していても意味がないので、具体的なステップをお伝えします✨
シンプルポートフォリオ開始の3ステップ:
【ステップ1】つみたてNISA口座の開設
- ネット証券会社の選択(SBI証券 or 楽天証券推奨)
- 口座開設申込(オンラインで完結)
- 本人確認書類の提出
- つみたてNISA開設届出書の提出
【ステップ2】eMAXIS Slim S&P500の設定
- 商品検索で「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選択
- 積立金額の設定
- 積立日の設定(毎月1日推奨)
- 引き落とし方法の設定(証券口座 or 銀行口座)
【ステップ3】現金管理方法の決定
- ネット銀行口座の開設(楽天銀行 or 住信SBIネット銀行)
- 証券会社との連携設定
- 生活費の確保(3〜6ヶ月分)
- 自動入金サービスの設定
所要時間の目安:
- 口座開設:約1週間
- 商品設定:約30分
- 銀行連携:約1時間
最初の設定さえ済ませてしまえば、あとは本当に「ほったらかし」で大丈夫です😊
投資金額の決め方
私がおすすめするのは「月1万円から」です💡
月1万円を推奨する理由:
- 心理的ハードルが低い – 「とりあえず始めてみる」金額
- 生活への影響が少ない – 家計を圧迫しない
- NISAの枠を活用 – 年間120万円の非課税枠
- 継続しやすい – 無理のない金額設定

僕も最初は少額からだったけど、慣れると徐々に増やせるよ
最も重要な判断基準:「ドキドキせずに眠れるか」
投資金額を決める時の最良の判断基準は、リスク許容度です😊 具体的には「その金額が半分になっても、ドキドキしすぎずに眠れるかどうか」を自問してみてください。
- 月1万円が半分になる → 年間6万円の損失でも大丈夫?
- 月3万円が半分になる → 年間18万円の損失でも大丈夫?
この自問に「まあ、大丈夫かな」と答えられる金額が、あなたにとって適切な投資額です✨
絶対にやってはいけないこと:
- 生活費を削って投資する
- 借金をして投資する
- 一括で大金を投資する
- 家族の反対を押し切って投資する
投資は「余裕資金」で行うのが鉄則です💡
投資を始める前の不安にお答えします
「本当にこれだけで大丈夫?」という疑問

でも本当に株と現金だけで大丈夫?みんな色々やってるのに…
この疑問、私も最初は感じていました😅 周りを見ると、みんな複雑な投資をしているように見えるんですよね。
「みんなやってる」の錯覚:
実は、複雑な投資をしている人ほど「SNSで発信」したり「人に話したがる」傾向があります。一方、シンプルな投資をしている人は静かに続けているだけなので、目立たないんです💦
アメリカの統計データ:
- S&P500だけに投資している人:全投資家の約30%
- 複雑なポートフォリオの人:約40%
- その他・不明:約30%
実は「シンプル投資派」は決して少数派ではないんです✨
シンプルの力を信じる重要性:
- 実績の豊富さ – S&P500の長期実績は証明済み
- 著名投資家の推奨 – バフェット、ボーグルも推奨
- 学術的裏付け – 効率的市場仮説による理論的根拠
- 実用性の高さ – 誰でも実践可能なシンプルさ
投資で重要なのは「他人と違うことをする」ことではなく、「長期的に資産を増やす」ことです😊
市場暴落時はどうする?

株が下がったらどうすればいい?
シンプルポートフォリオなら、答えは明確です💡
暴落時の対応:積立継続
どんなに株価が下がっても、今まで通り毎月の積立を続けてください。これが最も重要で、最も効果的な対応方法です✨
なぜ積立継続が正解なのか:
- ドルコスト平均法の効果 – 安い時により多く買える
- 感情的判断の回避 – 機械的に続けることで冷静さを保つ
- 長期的な利益最大化 – 暴落時の購入が将来の大きな利益に
現金があることの心理的安定効果:
シンプルポートフォリオの最大の強みは「現金がある」ことです😊
- 株が50%下落しても、現金は無傷
- 「最悪の場合は現金がある」という安心感
- 感情的な売却を防ぐクッション効果

現金があると、株が下がってもパニックにならないんだよね
私の実体験:2020年コロナショック
2020年3月のコロナショックで、保有していたeMAXIS Slim S&P500が約30%下落しました💦
その時の心境: 「うわー、30%も下がった…でも現金もあるし、15年持つつもりだから大丈夫。積立は継続しよう」
結果的に、その後1年で元の水準まで回復し、さらに上昇しました✨
大切なメンタル管理:
- 長期視点を維持 – 15年後を見据える
- 現金の安心感 – 全財産が株式ではない安心
- 継続の重要性 – 暴落時こそ積立継続が効果的
- 感情との向き合い方 – 不安は自然、でも行動は冷静に
投資で最も重要なのは「市場に居続ける」ことです。暴落を恐れて市場から退場してしまうのが、最大の失敗なんですよね😊
今すぐ行動を起こそう
理論を学んだだけでは意味がありません。大切なのは「行動」です🎉
明日からできること:
- ネット証券の口座開設 – SBI証券または楽天証券
- つみたてNISAの申し込み – 年間40万円の非課税枠を活用
- 月1万円からスタート – 無理のない金額で継続可能に
- ネット銀行の開設 – 楽天銀行または住信SBIネット銀行

最初の一歩が一番大事だよね
その通りです😊 「完璧な準備」を待っていては、いつまでも始められません。まずは小さくても良いので、行動を起こすことが重要なんです✨
投資開始のタイミング: 「今」が最適なタイミングです💡 市場の状況がどうであれ、長期投資では開始時期はそれほど重要ではありません。それよりも「早く始めて、長く続ける」ことの方がはるかに重要なんです。
人生設計への影響
私が一級建築士として大切にしている「人生を自分で設計する力」
建築では、まず基礎をしっかりと作ります。基礎が弱ければ、どんなに美しい建物も倒れてしまうからです😊
投資も同じです。シンプルポートフォリオは、あなたの人生設計における「強固な基礎」なんです✨
シンプル投資が人生に与える影響:
- 精神的な余裕 – 複雑な投資に時間を取られない
- 将来への安心感 – コツコツ積み立てる安心感
- 本業への集中 – 投資に気を取られず、仕事に専念
- 家族との時間 – 投資の勉強時間を家族に使える

投資って、人生全体を豊かにするものなのね
継続の力を信じて:
15年後、20年後のあなたは、今日この記事を読んで行動を起こした「今日のあなた」に感謝することでしょう😊
投資は「get rich quick(すぐに金持ちになる)」ではなく、「get rich slow(ゆっくり豊かになる)」の世界です。
急がず、焦らず、でも確実に。シンプルポートフォリオで、あなたの未来を築いていきましょう🎉

一緒に頑張ろう!

早速始めてみる!
そうですね✨ シンプルで美しく、そして効果的な投資生活の始まりです。
皆さんの投資が成功することを心から願っています😊 一緒に「人生を自分で設計する力」を身につけていきましょう!🎉

ではまた、次の記事でお会いしましょう。ロキでした。
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